売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

年齢との戦いは負けるが勝ち

 

外見的なことに限って言うと、

この歳になると何をやっても

悪あがきの範疇を超えないなあと思う。

いや、どうでもいいというわけではない。

肌と髪のお手入れはちゃんとしているし、

服装にもそれなりに気を使っている。

もう、それで十分。最近つくづく思うが、

もうきれいは目指せない。

シワもシミも増えているし、

フェイスラインもたるんできている。

体重増は止まらず、細い二の腕、くびれ。

そんなものは今、どこにもない。

確かに切ない。でも、どうだろう。

ずーっと、若いままって進歩がない。

今の私に、昔の私の外見は似合わない。

そうも思うのだ。

20代と変わらぬ3サイズを追い求めて

食べたいものを我慢し、

エステとジムに通ってたるみと戦い、

それでもダメなら大金をかけてのプチ整形。

そうやってがんばり続けるのもいいだろう。

でも、年齢との戦いはしょせん負け戦。

刀折れ、矢尽き、いつかは負ける。

だって、敵は引力である。

地球と戦ってどうするよ。

そろそろ、若さへのこだわりを捨てても

いいんじゃないかなと思う。

もう、負けるが勝ち。あるがまま。

それに、加齢によるいいことも少しはある。

それは、若いときは

コンプレックスだったことが、今になって

長所になる逆転現象。例えば、貧乳。

垂れずくずれず歳をとると大変便利。

オイリーな肌の皮脂は、程よいうるおいに。

丸顔は若く見える・・・とか。

まあ、どちらにしても、

同年代の狭い世界での虚しい優劣ではある。