売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

前を向け。後ろは誰かが守っている。

ずっと前なので

記憶が誤っているかもしれないが、

子どもが部屋に貼っていた、

ナイキのサッカーシューズの

ポスターにあった言葉。

「前を向け。後ろは誰かが守っている。」

これはフォワードに向けての言葉で、

もちろんディフェンスを

おろそかにしていいはずがない。

すごく頼りになるディフェンスがいるから

前を向けるという意味でもある。

無理矢理そうさせられているわけではないし、

ダメなことではないけど、

子どもを産んでからずっと、

後ろで守っている人になってる気がする。

いまさらガツガツした出世欲もないし、

若い時のような、なんかになりたいっていう

明確な目標があるわけでもない。

でも、そろそろ自分のために

前を向きたいかなあ。

こんな歳になっても、まだペナルティエリア

手前でモタモタしている気がするし。

ゴールにボールを叩き込んでやったぜ!

みたいな感じを味わえるなら、

味わってみたい。

宝クジが当たると味わえるのかなあ。

いやいや、そんなたまたま出した脚にあたった

みたいなのじゃなく、

こうジャストミートな感じでドーンと。 

後ろで誰も守ってくれないけど。

貯金もないし、フリーなんで

将来もらえる国民年金は月6万円で、

腰も痛いし、血圧も高めだけど。

いや、だからこそ、前を向く。