売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

美意識と現実の葛藤

ジレンマに陥っている。

最近、もっぱらどこへ行くのも

スニーカーなのだが、この間

久しぶりにヒールのある靴を履いたところ、

会う人がみんな、痩せた?と聞くのだ。

そう、身長が高くなる縦長効果で細見え。

パンプスを履くと、確かに

スタイルはよく見える。

そんなことはわかっている。

でも、パンプスでは長時間歩けない!

すぐ億劫になってジム通いが続かない私は、

健康とダイエットのため、

出かけたときは一駅分歩いたり、

どこでもできるだけ階段を使うように

しているのだが、これはスニーカーで

なければできない。

痩せるためにスニーカーを履くか、

痩せて見せるためにパンプスを履くか。

ジレンマである。

これに似たことで、手の甲の日焼けを

防ぐためのハンドカバー問題がある。

ペーパードライバーの私は、

買い物でもなんでもご近所外出は

すべて自転車なのだが、

かっこ悪いからとハンドカバーを

ずっとはめてこなかった。

そのツケがまわり、最近、手の甲に

ポツポツとシミが出てきている。

なので、あまり好きじゃないが、

今は仕方なくはめている。

それと、私は使っていないが

ときどき見かける

顔全面を覆うサンバイザー。

万全の守りかとは思うが、

あまり見栄えがいいとは思えない。

美しさを守るために、

美しくないカッコをガマンする。

これは本末転倒ではないのか?

美意識と、現実の葛藤。

ジレンマである。

でもこの夏は、ヒールのあるミュールで

取り急ぎ、細見えを選択したい。