売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

鏡を見る美容、見ない美容

知り合いに、鏡をできるだけ

見ないようにすることが

美容にいいと主張する人がいる。

その人によると、

鏡を見て、年齢相応のシワやたるみがある

現実の顔を見ると、

気持ちがそっちへ引っ張られ、

どんどん顔が老けていくと言うのだ。

それより、自分の脳内にある

若いときの自分史上最高の顔の

つもりで暮らしていれば、

落ち込むことなく、

日々明るい気分でいられるので、

表情も生き生きしてくると、

まあこう言う理論である。

お気楽に生きていきたい私は、

そいつはいいね!と

「鏡をあんまり見ない美容」と

名付け、続行中である。

しかしこの間、家電量販店に行った

ところ、LEDライトと拡大鏡機能がついた

ミラーが大量に売られていたのを見て、

にわかに不安になってきた。

世の女性はみんな、こんなに自分の顔を

はっきり、くっきり見たいのか?!

とすると、この私は、このまま

現実から顔を背けていていいのか?

心を入れ替えて、

小さなシミやシワも見逃さず、

そこに重点的に美容液を塗るなどして

ケアした方が、将来のために

なるんじゃないか。

メイクもしっかり見えた方が

仕上がりがキレイなんじゃないか。

このようなことを思い始め、やはり

「鏡をしっかり見る美容」に

切り替えた方がいいんじゃないかと

最近、心が揺れ動いているのである。

 

ところで、しっかり見るといえば、

ハヅキルーペだが、なぜCMで

強度を表すのに、椅子の上において

お尻で踏む(踏むっていうのかな)?

舘ひろしが娘とレストランで

食事しているとき娘がお尻の下敷きに、

というCMに続いて、

渡辺謙菊川怜のCMも菊川怜がお尻で

下敷きにしていた。

シニアのメガネ破損は、

ほとんどがお尻によるものだという

調査結果があるのだろうか。