京都はダイエットの敵である
3日ほど京都に帰ったら、すっかり里心がつき、余生は京都で過ごしたいと願わずにはいられない。
安室ちゃんは、京都に7億円のマンションを買ったというが、本当だろうか。羨ましいなあ。もちろん、そんな高望みはしていないが、宝くじが当たったら迷わず京都に住まいを買うと思う。
でも、家族全員くじ運悪いからなあ。私の弟は、買った宝くじを車のダッシュボードに貼って交通安全のお守りにしている。「あたらへんからな」というのが理由だ。確かにね。
しかしたまに帰ると、なんだかんだと京名物を食べてしまい、せっかく少しづつ落としていた体重が元の木阿弥である。
戻ってからも、買ってきたお土産がダイエットの邪魔をする。しばらく甘いものを断っていたのに、買ってきた阿闍梨餅についつい手が伸びる。
そして、東京に戻るときに必ず伊勢丹の地下で買う、とり松の「ばらずし」。
京丹後の名物で、鯖のおぼろをはじめ、干瓢、しいたけ、かまぼこ、青豆、錦糸卵と色とりどりの具が酢飯の間に仕込まれ、散らされ、えもいえぬ美味しさ。ご飯を極力食べないようにしてきた努力はあっという間に水の泡だ。しょうがなーい。おいしー。
次に帰るのは夏休みかな。床でビールが飲みたいな。モリタ屋のすき焼きも食べたいな。
さて、それを励みに、今日も明日も明後日もがんばって働こう。