売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

瀬戸内から鯛が来た

知り合いから、きのう瀬戸内で釣ったという鯛がクール宅急便で送られてきた。

 

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すごい大きい!今が旬の天然の桜鯛、ほんとに立派ー。おいしそー。

でも、どうする?さばけるのか?内臓とウロコはとってくれているので、随分扱いやすくはなっているが、これは、ものすごく大変なんじゃないか。しかし、ビビっているわけにはいかない。私がやらねば誰がやる(キャシャーン)。

とりあえず頭と尻尾を落とす。しかし、うちにあるなまくら包丁では鯛の太い骨が、なかなか断ち切れない。ゴリゴリとできるところまで切れ目を入れ、最後は手でボキッとへし折る。

なんか、鯛の目がこっちを恨めしそうに見ている気がして、ちょっと引く。エラのとことかも気持ち悪いし。いやいや、そんなことを言っている場合じゃない。切り取った頭と尻尾にさっと熱湯をかけて鍋に入れ、あら炊きにする。

半身をおろし、皮をはぎお刺身にする。残った半身は塩焼きにしようと包丁で再びゴリゴリと三等分にする。これまた骨が切れなくて大変。

あー、もうめちゃくちゃ疲れた。大解体ショーだ。

しかし苦労した甲斐あって、焼いた身はふわふわで、お刺身はコリコリ、あら炊きはしっとり。本当においしかった。さすが天然、釣りたて!

だが、それでもやはり、スーパーで売ってる切り身のパックのありがたさを痛感。

昔の人は、さぞかし家事が大変だったんだろうなあ。晩ごはんをつくるだけで、この労力。しかも、薪で火を起こしていたわけだし。あー、ガスや電子レンジのある現代に生まれていてよかった。