売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

肉の量

我が家で、いつも起こるちょっとした小競り合い。というか、意見の相違。

それは、しゃぶしゃぶやすき焼きのお肉の量である。

私は、いつも、ちょうどの量を買おうとする。しかし、ダンナは多めにしておかないと機嫌が悪い。余るほどお肉がないと、足りなくなるんじゃないかと心配になって手が出ないというのである。

わからない。そんなに心配するほど少なくはない。今までの経験に基づいて、ちょうどいい感じの量を買っているつもりだ。なのに、いつもケチあつかいされ腹が立つ。

先日も、暑い日ではあったが、エアコンがんがんきかせてしゃぶしゃぶしよう!ということになった。我が家では、牛と豚、半々くらい。いや、どちらかというと、やはり豚が多いか。まあ、それはいい。

で、ちょっと奮発して和牛にしてみたのだが。どうだろう、グラム数的には、かなりギリギリな感じ。で、案の定「牛肉、少なっ」てなり、せっかくのしゃぶしゃぶタイムが若干険悪になってしまった。

結局、締めに稲庭うどんを入れたあたりで、「やっぱりうまいな」と機嫌がなおったわけだが、まあ、根本的に悪いのは牛肉が高すぎるということか・・・。

いや、それもあるが、なんか私は性格的に、バッチリの量だった!というのが好きなのだ。

例えば、カップ麺のお湯。息子もダンナもいつも沸かすお湯が多め。私が狙っているのは、ギリギリバッチリの湯量である。

カップにお湯を注いで、ティファールがちょど空っぽになったときの気持ちよさときたら!最高!

というような、小さな幸せ感覚が、牛肉の量を減らしてしまったと思ってほしい。そんなことで、決してケチではないのである。