「乳飲み仔羊」は食べられない
この間テレビを見ていたら、「乳飲み仔羊」のソテーを食べていた。
「乳飲み」、これは、なんかちょっと無理。
高級フレンチではよくあるメニューのようだが、何も生まれたばかりでまだお母さんのお乳を飲んでいる子羊を食べなくともよいだろう。
肉好きの私がこんなことをいうのは、おかしい。それは重々承知している。でも、「乳飲み」はちょっと。子牛や子羊も、いくら美味しいと言われても、食べたくない。
大人ならなぜいいのか?と問われるとぐうの音も出ないのだが、子どもは食べたくないなあ、絶対に。
あと、活け造りで骨になった魚がピクピクしているのも絶対イヤ。
いつもお刺身を食べているわけで、ただ死ぬところを目撃したくないだけってことはわかっているんだが、やっぱり生きたままバラバラに切り刻まなくてもいいじゃないか!と思ってしまう。
生きてるシラウオも飲み込みたくないし、カニやエビやイカも、生きたままはイヤだ。そこまで新鮮じゃなくてもいい。
そのわずかなやわらかさとか、コリコリ感とか、言われないとどうせわからないし。
手を汚してない自分がきれいごとを言ってるのはわかっている。
でも、「乳飲み」がやだなと思って。すみません、勝手なこと言ってます。