キムタクが老けている〜
今日発売のananの表紙がキムタクだったのだが、なんだか歳をとっていた。シブくなったといえば聞こえはいいが、老けたなあとしみじみ思った。
しかもこの号の特集は「脳と血流で、夏のカラダリセット」。まるで、老人の健康雑誌のタイトルである。
かつては、ananの“抱かれたい男ランキング”NO.1だったんじゃないのか?
ネットの画像で検索したら、昔は「セックスできれいになる」とか「恋愛至上主義」とか「大人の恋をしよう」とかそういう特集のときの表紙だったのに。
昔との落差がひどい。「脳と血流」って、なんでまたこんなジジむさい特集の表紙に。もうちょっと選べなかったのだろうか。
しかも、5人の中で急に一人だけ老け込んでないか?
ジャニーズを辞めていった3人が、伸び伸びと新しい仕事をしているのと対照的なような気がする。
やっぱり、ちょっとだけ後悔しているのかな。自分が解散の引金をひいてしまったと思っているのかな。
あと、キムタクは自分の子どもが大きくなってきたというのもあると思う。親って子どもを見て、「この子がもう17か、俺も歳とったよなっ」て実感するものだ。それで気持ち的に、オッサンになってるんじゃないだろうか。
見ているこちらも、子どもが芸能界にデビューしたことで娘を目のあたりにし、キムタクって高校生と中学生のお父さんなんだよねーと、改めて現実に引き戻された感じがする。
私は、特にキムタクのファンというわけではないが、彼のようなかっこいいの代名詞だったような人が老けていると、ああ自分も歳とってんだなあと思って、少しがっかりしてしまう。
石原裕次郎って、自分が目にしていた太陽にほえろ!や西部警察では、ほっぺたが下ぶくれのおっちゃんでしかなく、昔なんでそんなにキャーキャーいわれていたのかさっぱりわからなかったが、日活映画に出ていた20代の頃を見るとびっくりするくらいにかっこいい。
今の若い子たちも、テレビに出ているキムタクを、太陽にほえろ!のボスのように、ただのおじさんと感じているのだろうか。
盛者必衰の理。諸行無常の鐘の音が聞こえるようである。