売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

「もしかしたら」&「とりあえず」の呪い

つくづく断捨離できない性格である。

まず、紙袋。押入れについついしまいこんでしまう。断捨離ストの皆さんは、買い物をして家に帰ると、中身を出して容赦無くすぐに捨ててしまうのだろうか。

私にはそれができない。

まず、紙がもったいないと思ってしまう。そして、デザインした人がいるんだなあと思ったり、持ち手の紐がしっかりしてるとか、もしかしたら誰かにおすそ分けする時に使えるかもとか、そんな風になんだかかんだか思ったりして、とりあえず押入れの紙袋置き場に押し込む。

次に段ボール箱。これは、ほとんどは捨てるが、アマゾンの手頃な大きさの箱なんかはいくつか取ってある。

あと、エアパッキン。これも、宅配で送ってきた荷物の中に入っているものだが、手頃な感じのもは取ってある。

どちらも、誰かに何かを送る時にないと意外と困るので、とりあえず仕事部屋の片隅に積んである。

大変見苦しい。それはわかっている。わかっているよ!でも、もしかしたら使うかもしれないものは、とりあえず置いとくでしょ?

ハイ!ここで注目!なんども出てくる2つの言葉。

「もしかしたら」と「とりあえず」。

「もしかしたら」使えるかも、「とりあえず」置いとくか。

そう、この2つが、私の断捨離道を台無しにしているのである!

化粧品の試供品なんかもそう。

「もしかしたら」使えるかも、「とりあえず」置いとくか。100円ショップで買ったカゴにどっさり入っている。もう期限が切れたものもありそうだ。

3年前の引っ越しの時に、ありとあらゆるものを捨てた。その量に、私はこんなにいらんものと共に生きてきたのかと呆然とした。

が、あれから3年。またも、モノが部屋に滞留している。本の量も半端ない。片付けても、捨てても、「もしかしたら」使えるかも、「とりあえず」置いとくかから解放されなくては、また元の木阿弥になってしまう。

このままではいかん。

NO MORE「もしかしたら」&「とりあえず」!!!