売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

オタクの人の幸せオーラ

この間、東京湾の納涼船に乗った。

飲放題で2,300円、浴衣を着ていくとさらに1,000円オフと割安なためか、若者が多く、想像以上の盛り上がり。

友達の娘さんが、浴衣ダンサーズとして出演しており、浴衣で元気に踊るのだが、オタクファンが数人ステージ前に陣取っていて、全力で応援していた。

最初のステージは、全力で写真およびビデオ撮影。次のステージは全力で踊りと掛け声で応援。

浴衣ダンサーズは3人で、お姉さん的な人、可愛い系の人、ちょっとクールっぽい人など、アイドル3人組の王道を行く構成。それぞれ、みんなキレイで踊りも上手。

オタクの人たちには、推しがあるんだと思うが、平等に応援している感じが好感が持てた。

私は、オタクの人の全力応援というものを始めて見たのだが、表情の至福感がハンパなかった。これが生きがい!というオーラが全身から立ちのぼり。神々しささえ感じたのだった。

KC & ザ・サンシャイン・バンドのThat’s the Wayとか、懐かしのディスコサウンドが流れていたため、つい私もノリノリに踊ってしまったのだが、もちろんオタクの皆さんの爆発力には及ぶべくもない。

私がこの男の子の親だと心配でたまらんと思うが、この至福の表情を見たら、とても止められない。「思うように生きて」としか言えない、きっと。

それほどの幸せオーラ発散。

人生いろいろ。ぬるくなったビールを飲み、東京の夜景を見ながら、しみじみ思ったのであった。