売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

吉田修一著「国宝」は今年のベスト1

もうお店に、来年のスケジュール帳がたくさん売られている。

ここ数年は『ほぼ日手帳weeks』ばかりだが、来年はどうしようかなあ。

来年の手帳を買ってしまうと、もう今年が終わった気分になって少しさみしい気がする。

これが、最後の平成の手帳かあ。30年、いろいろあったなあ・・・実に、山あり谷あり谷あり谷ありだった。

日本の平均寿命のことを考えると、まだ、あと30年くらい生きるんだろうか。辛いことも多いが、楽しいこともまだちょっとはありそうだ。

よく「幸せを呼ぶ手帳術」というようなものを目にするけど、あれは目標とか願いを具体的に書くことが大事ということが主旨。

自分の願いをノートに書くと叶うよというようなことが書いてある。

ついついボーッと同じ毎日を繰り返してしまい、このままだと本当にボーッとしたまま人生が終わってしまいそうだ。

平成が終わって来年は元号が新しくなるし、新しいスケジュール帳には、景気よく目標とか、欲しいものとかを、いっぱい書いてみようかなあ。

ところで、きのう1日で吉田修一著「国宝」上下巻を読み切ってしまった。

これは、今年のベストワンだと思う。

歌舞伎役者二人の話なんだが、なんか、歌舞伎座の天井に自分が張り付いているような気分で、まだボーッとしている。

本当におもしろかった。読めて幸せだった。

面白い本とマンガとアニメに、たくさん出会えますようにってノートに書こう。