売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

神様が何かを世界一にしてくれるとしたら

仕事の締め切りが迫り、早くやらなきゃ!

というときに、なんかもうイヤになって

ボーッとしてしまうことがある。

で、そういうときは、

たいていまったく何の役にも立たないけど、

ちょっと楽しいことをぼんやり考えて

無意味に過ごしてしまう。

たとえば、こんなこと。

神様がやってきて、私に言う。

「1つだけ、

何でもいいから世界一にしてあげよう」と。

ねえねえ、何にするー?世界一だよっ!

これは、子どものときから

よく考えていることで、

その時々で変わるのだが、

最近ずっと思っているのは、

「世界一歌を上手にしてほしい」だ。

1度でいいから、

ホイットニーヒューストンとか、

マライアキャリーみたいに、

高音で絶唱してみたい。

気持ちいいだろうなあ。

かくいう私は驚くほどの音痴で、

カラオケボックスなどに行っても、

歌っていい曲が本当に限られている。

最近の歌はどれもこれもレベルが

高すぎて絶対に無理。

1度、私が歌ったらどうなるんだろうと

中島美嘉雪の華を歌ってみたところ、

壮絶なジャイアン状態になってしまった。

まあいい。いきなり歌が上手くなったら、

ミニー リパートンのLovin’Youも

歌ってみたいかなあ。

世界1だから、オペラにも挑戦できる。

あんな、人とは思えない声が

この喉から出るって、

どんな気持ちなんだろう。

神様、こないかな。でも本当に来たら、

迷いすぎて決めきれなくてパニック。