売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

初夏の町田康祭り

今、何を一番楽しみにしているかというと、映画『パンク侍斬られて候』を見ることだ。6/30封切りなので、もうすぐ!わーいわーい!

だいたいどんな本も、読んで満足すると映像化されたものを見たい気分になれない。今回も、大好きな町田康の小説で、読んだだけで十分そのたまらん面白さにやられており、映画化っていわれてもなあ、どうかなあと懐疑的だった。

が、しかし、予告編やポスターなどを小出しに見せられ、その破天荒な雰囲気にだんだん居ても立っても居られない気分になっていたところに、書いた本人の町田康が「いい感じですよ」とラジオで言っているのを聞いて、もう見たくて見たくてたまらないー!!気持ちが爆発。日々、うずうずとしながら待っている。

1日1回予告編を見て封切りまで我慢しているが、流れるアナーキー・イン・ザ・UKを聴いていると否が応でも期待が高まる。

 


綾野剛主演!映画『パンク侍、斬られて候』題歌解禁特別映像

主演の綾野剛はもちろんだけど、出演者が全員いい。永瀬正敏、猿だし。北川景子もふりきってるし。ああ、楽しみだなあ。

パンク侍だけでなく、町田康の現代語で話す時代小説がどれもこれもとてつもなく面白い。2年ほど前に出版された「ギケイキ」がまたたまらん。これはつまり「義経記」で源義経の話なのだが、「平家、マジでいってこます」と、とってもパンクな平安時代が展開している。まだ連載中ということで、第2巻が出るのを身悶えしながら待っていたのだが、7/19に発売!今、アマゾンでポチッと予約した。あー、これまた楽しみだなあ。

いい夏になりそう。