売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

赤福107年ぶりの新商品

赤福107年ぶりの新商品が発売されたそうだ。

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1日500箱限定。抽選で当たらないと食べられないんだって。プレミアム感が半端ない。食べて見たーい。

赤福餅はお店で出来たてを食べると、さらにとってもおいしい。お伊勢さん、5年くらい行ってないけど、また行きたいな。伊勢うどんもおいしいし。

しかし、老舗って時間の流れが違うわあ。新商品が107年ぶりって。

「伝統とは革新の連続である」という虎屋の言葉もあるが、しがない庶民にはわからない、歴史を受け継いでゆく重圧というのはすごいんだろうなあ。

そういえば何年か前、赤福餅って実の親子同士でお家騒動とかあって、大変だなあと思った覚えがある。

伝統ある由緒正しきお家に生まれた女の人たちって、今日みたいに暑くてもちゃんとブラウスとスカートにパンストとか履いてそう。

20歳くらいの時お茶を習っていたんだが、そこに大病院の娘さんが来ていた。

運転手さんがいるという話だったが、「免許をとったし」と自分で赤いBMWを運転してやってくる。そして、いつもお召し物は、それはどこで売ってるんですか?やっぱりオーダーメイドですか?と聞きたくなるような、ちょうちん袖のブラウスにフレアースカートであった。

お茶の先生の家と駐車場は目と鼻の先なんだが、いつも車を降りるとフリルだらけの日傘をパシュッとさしていた。

私が目にした、最もお嬢様らしいお嬢様であった。マンガにしか出てこないような、見事なお嬢様ぶりであった。

話が変わってしまったが、赤福の新商品、食べたいなあ。