売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

清潔と清潔感

いつも、清潔感のある人でいたいなと思う。

清潔と清潔感は違う。

ブーツを脱いだら足がクサイとか、

お風呂に3日入ってないとか、

色落ちが気になるから

デニムは絶対洗わず履き続けるとか、

そんな人でも、

清潔じゃないかもしれないけど、

清潔感のある人はいる。

反対に、朝晩シャワーを浴びて、

体の隅々まで洗いまくっていても、

清潔感のない人はいる。それはなぜか?

思うにそれは、外見も、心持ちも

さっぱりしているかどうかに

かかっているのではないだろうか。

さっぱりとして清潔感のある人を、

オノマトペで表すと「サラサラ」。

対義語としては、

「ベタベタ」「ネチネチ」。

どちらが気持ちいいかは、一目瞭然だ。

印象としては、

ものや人にくっつかない感じ。

清潔感のある人は、

他人の体をやたらと触らないし、

甘えた声でしゃべらない。

人を過度に羨んだり妬んだりせず、

自分は自分と生きている。

イヤなことがあっても、

まあそんなこともあるよねと

右から左へ受け流し、

わりと、川の流れに身を任せる感じ。

若いときは、

上昇志向やガッツのある熱い女性が

かっこいいと思っていたが、

今は、欲を捨て、見栄を捨て、

いろんなことに執着せず、

さっぱりとしていたいなあと思う。

でも、さっぱりし過ぎて

カサカサしてくるのは良くない。

微妙な脂っこさを残しつつ、

喉ごしさっぱり

後味すっきりくらいの絶妙感が

欲しいかなあ。