売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

礼儀のアップデート

こんな記事を読んだんだけど、礼儀のアップデート大賛成。本当に、めんどくさいことが多すぎる。

https://www.businessinsider.jp/post-170499

本来、礼儀やマナーというのは、社会生活が円滑に進むためにあるものだ。その社会自体のありようが変わっているのだから、礼儀も合わせて変わらないとね。

この記事で取材を受けているGOROmanさんによると、古い「礼儀1.0」は、相手のために自分がいかに時間を使ったかに価値がおかれ、新しい「礼儀2.0」は、いかに相手の時間を奪わないかが重要だという。

本当にそう思う。上座とか下座とかってあるけど、会議室なんかどこでもいいから来た人から座った方が合理的。上座って、エライ人にあなたがエライってわかってまーすって意思表示するためにあるようなものだ。

こういう礼儀って、つまりマウンティングだよね。

会社に属していないフリーの私は、その場にいる、どの人が一番エライのかなんてよくわからないし、興味がない。でも、いい歳をして失礼で常識のないヤツと思われると、それはそれで感じが悪いし仕事がはかどらない。

なので、どこの場に行ってもとりあえず最下層ポジションをキープしておく。そうすれば大きな間違いはおかさない。

打ち合わせでも、会食でも、座る場所はとりあえず末席と呼ばれる端っこにする。名刺の受け渡しの時は、絶対に相手の名刺の下からだす。とりあえず、へりくだっとけっ!長いものには巻かれとけ!

まあ、いたずらに年齢だけは重ねているが、地位や権威は皆無な私だ。いらんプライドは邪魔なだけ。それに、エラそうにするのは性に合わないので、最下層ポジションにいるほうが自分がラク。

宴会なんかも、末席にいた方が若い人のそばに座れて、有意義な新しい話が聞けて楽しいし。

でも実は、エライ人はめんどくさくて邪魔だから、「上座です」とか言われて高くて遠いところに置いてけぼりにされてるのかも。それはそれでかわいそうだね。

まあ、それも、気づいてなければ本人は幸せなのか。