サンダル調査と本の報告
この記事では、男性がサンダルが好きだという調査結果と、20代30代女性による「昨年履いたサンダルの状態」を調べる調査結果が掲載されている。
ソールの黒ずみ、足型のシミ、足の垢、ニオイ、などがあるかという質問に対して、20代では「当てはまるものはない」が39%とトップ。
30代は、「ソールが黒ずんでいる」が49.%でトップ。足型のシミが2位、足の垢が3位、臭うが4位、「当てはまるものはない」は12%で5位だ。
この調査に答えた20代女子・・・ウソだあ。黒ずむでしょ。
なんで、20代から30代になった途端にサンダルが黒ずんで臭くなるんだ?じゃあ、40代になったら1年で、50代だと2、3回はくと真っ黒で腐臭が漂うのか?そんなに年齢とともに足垢が増えるのだろうか?
そんなことはないと思う。というか、年齢が上がると「いやあ去年のサンダル、垢で真っ黒ー、ハッハッハッ」って平気で言えるようになるということか。
そういう意味での、女子力の低下というのは感じられる。
そして、夏休みなのできのう紹介した本を読んでいる。
が、『日本のヤバイ女の子』は思っていた感じと違っていた。
女子会っていうから、昔話の登場人物と著者が時空を超えて語り合ったりするのかなあと思ったのだが、女の子が登場する昔話の簡単なあらすじがあり、そのあと、作者がそれについてエッセイを書くという形式であった。
町田康の小説みたいに、昔のお姫様が「マジ、それヤバイっすよ」とか語ってくれるのかと勝手に思っていたんだけど。違った。
それに、「エキセントリックな「女の子」たちとの時空と虚実を飛び越えたヤバい女子会で、昔話×女子系エッセイ」という割には、このエッセイが、あんまりヤバくもエキセントリックでもなく、まっとうなフェミニズム系で、女子系じゃない。真面目な人なんだな、作者のはらだ有彩さん。
でも、昔話に出てくる女の子はヤバくてエキセントリック!
毛虫が好きなお姫様、人魚の肉を食べて不老不死になった女の子、馬と愛し合い結婚した女の子、お坊さんを好きになって追っかけて蛇になった女の子。