20代の新車と戦う新古車、なんだそうだ
夏は、ほぼ裸足で過ごすためネイルサロンでペディキュアをしてもらう。
ペディキュアだけは、本当に自分で上手にできた試しがない。体が固いので、塗っている体勢が苦しい。そして、足の爪が小さいのではみ出す。四苦八苦してやっと塗ったと思っても、2、3日で爪先がはげてくる。
ということで、足の爪だけはがんばってお金を出して、プロにジェルネイルを施してもらうことにしているのだ。
ジェルネイルだと、1ヶ月近くきれいなままなので、急なお出かけもあわててネイルを塗らなくてよくて安心である。
今年は黄色に塗ってもらった。親指に小さいヒトデの飾りをつけてもらったりして、夏気分満喫である。ああ、女に生まれると楽しいなあ。
7〜9月の間はペディキュアを楽しみ、タイツや靴下をはくようになったら、もうやらない。
手の指は、一度ジェルネイルにすると死ぬまでやり続けなきゃいけない感じがするのと、短い方が暮らしやすいのでずっと素爪である。
つけても、エテュセのクイックケアコートくらい。これは爪の美容液で、塗っても除光液で取らなくていいところがいい。
とまあ、そんなことで暑い中、ひんやり涼しいサロンで癒しのひと時だったのだが、その時にお店の人に手渡され読んでいたのが、ストーリー7月号。
特集は、「戦略的カワイイ」。ストーリーらしいあざとさが実にいい。そして、楽しく読み進んでいるとすごいタイトルが!
「20代の新車と戦う新古車の私」
ほほー、面白そうじゃないか。これは、家に帰ってdマガジンでゆっくり読もうと思い、しっかり見なかったのだが、残念!dマガジンではもう8月号。
多分、年下の男の人と再婚した30代後半の女性の話だと思うのだが、自分を新古車ということは、外見も中身も新品同様で、なのにハードルが低い私は今とってもお得!ということが言いたいのか。
これは、自虐のようで実はものすごい自信の表れでは?
以前、TokyoMXの5時に夢中で、安達祐実の母親が全身整形をしたという話を聞いた岩井志麻子が「中古車をレストアしたようなもの」というようなことを言っていて、言い得て妙だと思ったが、それに比べれば、まあ新古車と自ら言ったとしてもギリギリ許される範囲か。
ああ、読みたい。アマゾンでバックナンバーを買うか?いやしかし、それほどの記事ではないんだろう。ああ、でも、知りたい。
言葉は偉大だ。タイトルの勝利である。