売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

ケチな計算が損を招いたのだった

2週間ほど前、朝起きると目ヤニも出たおり、鏡を見ると目が真っ赤になっていた。結膜炎だろうなと思いつつ、近所の眼科に行ったところ、やはりそうだった。「毎日目薬をさして、2週間後にまた見せにきてください」ということだったので、今日再びその眼科に行き検査をしてもらった。

だいたい良くなっているとのことなのだが、私の場合慢性の結膜炎なんだそうだ。軽い結膜炎の症状がずっと続いていて、ときどきこうやってバッと強い症状が出たりするらしい。

またも目薬をもらったので、朝晩さしてまた2週間ほどしたら病院にいかねばならない。めんどくさーい。

それに、ずっと、結膜炎だったってイヤだなー。

どうやら、コンタクトも原因のひとつのようだ。私は、家にいる時はメガネで、出かけるときはコンタクト。2weekのものを使っているのだが、週に3、4回使ってあとは保存液に浸けておく。

これが最悪らしい!浸けている間に、どんどん雑菌が繁殖するそうなのだ。

「なんで、1dayにしないんですか?」とお医者さんに聞かれたのだが、もうそれは、「ケチだからです!」としか言いようがない。

計算したら、2weekの方がおトクだったんです〜。

京女の奥ゆかしき、“もったいない”、“しまつする心”といえば聞こえはいいが、所詮はただのケチな根性がこの慢性結膜炎を引き起こしており、ひいては病院代が発生しているわけである。バカである。

もう、メガネを中心とした生活へと切り替え、コンタクトはすべて1dayに切り替えると決心したわけであるが、実はちょっと前に2weekを大量購入したばかりである。間が悪いったらありゃしない。

これも、いつもは左右1箱ずつ、合計2箱しか買わないのに、たまたまTUTAYAでコミックを買った時に、アイシティの20%OFF券をもらったがために、いつもの倍の4箱を買ったのだった。トクしたつもりが、大損ですわ。

こうなったら、2weekを1dayとして使うという、他に類を見ない贅沢をかますしかない。

その昔、藤山寛美さんが京都のお茶やさんで、1万円札に火をつけて芸妓さんの足元をてらしたという伝説が残っているが、私の中ではそれに匹敵する、やらなくていい贅沢である。