嫌いなもの
「好きなものを好きと言って、嫌いなものはただ黙っていれば幸せな人生が送れるのに、なんでわざわざ嫌いなものを大声で嫌いという人がいるんだろう」
というつぶやきに出会った。
もっともだよなあ。自分の嫌いなものには、必ず好きな人もいるから。
多分これはこの人も嫌いだろうなと予測のつく人と、キライだよねーと内輪で盛り上がるのはいいとして、SNSなどで公に嫌いと言って幸せになった人はいないだろう。
読んだ本やマンガを好きだと、思わずみんなに紹介したくなって、読んで読んでと一生懸命こういうブログに書いたりするんだが、嫌いな場合に書く理由はなんだろう。ちょっとわからない。
ただ、ものすごく期待していたのに、いざ読んだり見たりしたところ、ええーこれってどうなの、という期待ハズレはちょっと書きたくなる。これは、嫌いというより、好きなものだったのに裏切られたこの気持ちをわかってほしい!となるんだろう。
あっ、それと、イヤなことをされたり言われたりして、腹が立って嫌いになったときは、その「されたこと」は言いたくなる。この間も、フラフラーっと危なっかしい運転で自転車に乗っていたどっかのジジイが、私とぶつかりそうになって「危ねえだろ、ばかやろー!」とか怒鳴られて、本当にムカついた。
ああいう、自分勝手で身の程知らずの老人は本当に嫌い!
ああ、書いちゃったよ。嫌いなもの。