売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

消えゆくものをさみしく見送る

チョコフレークが生産終了。手がベタつくからスマホができなくて嫌われたそうだ。

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そういえば、コンビニでもスーパーでも見かけなくなってたなあ。

子どもの時よく食べていた思い出はあるが、あの頃は手がベタつこうがどうしようが、まったく気にした覚えがない。

♪モリナガっ チョっコフレ〜ク♪というCMソング、覚えている人はいるだろうか。

最近は、ポテトチップをコンビニで買うと割りばしをつけてくれるらしい。みんな手がベタつくのがイヤだから。小学生も、スマホやゲームのコントローラーが汚くなるのをイヤがるみたい。

でも、どんなお菓子も手が汚れるといえば汚れる。そんなこと言ってたら、何も食べられなくなる。

私が愛してやまない、おかき類たちはたいてい手が汚れるけど、どうなんだろう。

ハッピーターン」のような粉々したものや、「ぼんち揚」のような揚げ物系などは相当手が汚れる。

私が揚げ物系最高峰と位置づける「いぶし銀」などは、

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手も汚れるが、大きいのでかじるつくわけで、食べこぼしもひどい。PCのキーボードの上などでは絶対に食べてはいけないものだ。

まさかとは思うが、好きなおかきが生産終了になったらどうしよう。ああ、心配になってきた。

みんな、気にすんなよ!手なんか汚れてもいいじゃないかー。と弱々しく訴えてみるが、説得力ゼロだなあ。

最近は、夏はバカ暑くて、そこらに不審者もいるしで、小学生も外でドロドロになって遊ばないし、手が汚れるということに慣れてなくて、すごく不快なことなんだろうな。

そういえば、海水や砂がつくのが面倒で、海よりプールの方が好まれるというし。

その時代に合わないものが、淘汰されてゆくのは仕方のないこと。年寄りは、消えゆくものをさみしく見送るばかりである。

若貴二人旅

貴ノ花が現役の頃、場所中はいつも、私は会社を抜け出し近くのヨドバシカメラに相撲を見に行っていた。大好きだったよ、若貴兄弟。

お父さんの貴ノ花も大好きだった。なんなら、憲子女将も好きでいいよ。とにかく、残念でたまらない。

貴ノ花って、もう少しやんわり生きていけないのかなあ。お兄ちゃんと仲良くしていて欲しかった。そうすれば、もう少しうまく世渡りできたんじゃないだろうか。

協会の根回しとか、親方衆のご機嫌とりとかをお兄ちゃんに任せて、貴ノ花は弟子育成に専念できたかもしれない。

ああ、貴闘力が博打で相撲界追放になったことも痛かった。最も身近な味方だったのに。今さらだけど、何やってるんだよ貴闘力

あの性格なので、誰にどんなに説得されても「やっぱり親方やめるのやめました。ごめんなさい」とは言わないだろう。

今、私が心の支えとしているのは、お兄ちゃんのこの言葉。

www.hochi.co.jp

出るなら、テレ東にして欲しい。

路線バスにも乗って欲しい。イカ釣り船とかに乗るのもいいし、そのまま漁港でちゃんこをつくってくれたらうれしい。温泉につかりながら、最近どうしてんの?とか語り合って欲しい。What's going on ?って感じで。

ああ、でもハワイかなあ。二人でパンケーキ食べたり、ジェットスキーやったりするのもいいね。

もう、それならそれでいい。若貴二人旅が見れるなら、この悔しさも少しは晴れることであろう。

ああでも、ないんだろうなあ二人旅。

北の湖親方が生きていてくれたらなあ。

「おママ対抗歌合戦」での平尾昌晃先生

今、ワイドショーをにぎわしている平尾昌晃さんの遺産相続問題。

本当のことは当事者以外何もわからないのでとりあえずおいておいて、たくさん印税が入ってきてお金持ちなんだなあということは事実のようだ。

私の中で平尾昌晃さんといえば、東京MXが大晦日にやっていた「おママ対抗歌合戦」の審査員である。この番組は、年に一度の私のお楽しみだったのだが、終わってしまって実に残念でたまらない。

www.youtube.com

この「おママ対抗歌合戦」は、場末のスナックのママたちが自分の人生を語り、歌うという実にレアな、年越しにぴったりの番組だった。

おママの人生模様はそれぞれで、実に滋味深いものばかり。

AVに出ていたおママの思い出に残っている一作は、「世界の猿ぐつわ」。

また、ソープランドで働いていたというおママは、生涯でセックスした人数は4万人に上ると言い、私はそれを聞いたとき、お相手で満員の東京ドームのマウンドに一人ですっくと立つおママが見えたよ。

そして、出場するママたちは基本大酒飲みなので、控え室でガブガブ飲んで出演。泥酔状態で、グデグデになっていて訳のわからないことを叫んだり、パンツ脱いでスカートを捲り上げたりするおママが続出。そんなおママたちの歌をちゃんと聞いて、やさしく「上手だね」などとコメントする平尾昌晃さんは本当にいい人だった。

しかも、最近の報道によると、年間1億円は印税で入ってくるというではないか。なのに、このような番組にもニコニコと出演していたのかと思うと、いっそう感慨深い。

今さらですが、平尾昌晃さんのご冥福を祈ります。

そして私は、今YouTubeで「おママ対抗歌合戦」を見ているが、笑いが止まらん。

健康ランドで耳ツボの効果を知る

あっという間の3連休。やはり、「何もしないをする」というくまのプーさんの教えを守った3日間であった。

プーと大人になった僕』はまだ見ていないが、予告編をみるとプーさんがクリストファーロビンに「僕は今でも、何もしないをしているよ」と言っていた。

プーさん、私も、今でも何もしないをしているよ。

とはいえ、少年ジャンプ+でマンガを読んだり、夜は世界柔道を見たりはする。

少年ジャンプ+は本当にいいアプリだと思う。連載中の『忘却バッテリー』とか『地獄楽』とかすごく面白い。

shonenjumpplus.com

こうしてグダグダしたあげく、きのうは近所の健康ランドに行き、さらには、帰りに焼き鳥屋に寄って、レモンサワーを飲んできた。お風呂上がりのレモンサワーは本当においしい。甘露と言っていい。プーさん、健康ランドと焼き鳥屋は「何もしない」の範疇だと思うんだけど。どうかな?

まあそんなことで、私の行く健康ランドはぬるめの源泉湯というのがあって、そこに15分くらいじーっと入っているわけだが、入っている間ヒマなのでついつい人間観察をしてしまう。

きのうも、私の前に入っている人に注目してしまった。多分50代前半くらいなんじゃないかと思うのだが、顎のラインがすごくスッキリしている。この年代になると、痩せている人でもフェイスラインがゆるんであごのあたりがだぶつくのだが、スッキリしていてシャープ。

この人は、ずーっと耳を回して引っ張るという、耳ツボマッサージをしていて、この賀来千香子クラスのあごのスッキリさの理由は、この耳をグリグリするマッサージか?!と思わず心のノートにメモ。

たるみについては、今や顔悩みナンバー1である。早速、耳グリグリを実行しようと強く心に誓うのだった。

またひとつ学んだなあ。

 

 

オタクの人の幸せオーラ

この間、東京湾の納涼船に乗った。

飲放題で2,300円、浴衣を着ていくとさらに1,000円オフと割安なためか、若者が多く、想像以上の盛り上がり。

友達の娘さんが、浴衣ダンサーズとして出演しており、浴衣で元気に踊るのだが、オタクファンが数人ステージ前に陣取っていて、全力で応援していた。

最初のステージは、全力で写真およびビデオ撮影。次のステージは全力で踊りと掛け声で応援。

浴衣ダンサーズは3人で、お姉さん的な人、可愛い系の人、ちょっとクールっぽい人など、アイドル3人組の王道を行く構成。それぞれ、みんなキレイで踊りも上手。

オタクの人たちには、推しがあるんだと思うが、平等に応援している感じが好感が持てた。

私は、オタクの人の全力応援というものを始めて見たのだが、表情の至福感がハンパなかった。これが生きがい!というオーラが全身から立ちのぼり。神々しささえ感じたのだった。

KC & ザ・サンシャイン・バンドのThat’s the Wayとか、懐かしのディスコサウンドが流れていたため、つい私もノリノリに踊ってしまったのだが、もちろんオタクの皆さんの爆発力には及ぶべくもない。

私がこの男の子の親だと心配でたまらんと思うが、この至福の表情を見たら、とても止められない。「思うように生きて」としか言えない、きっと。

それほどの幸せオーラ発散。

人生いろいろ。ぬるくなったビールを飲み、東京の夜景を見ながら、しみじみ思ったのであった。

 

 

中高年女性のアンダーヘア脱毛

www.mag2.com

深く感じ入った。私も脱毛を考えよう。

アンダーヘアの脱毛をする40・50代女性がひっそりと増えているという。その動機の多くが、「介護をされる時を考えて」なんだそうだ。

「母の介護を5年間しました。下の世話をするときに毛があるとスッキリさせてあげられなくて。衛生面を考えても毛はない方がいいです」

なるほど・・・。

できることなら、死ぬまでトイレは一人で行きたいが、そうは言っても、病気やケガで手術することがこの先きっとあると思う。そのときは、オムツをはき、介護してもらうことは十分考えられる。

うん、やはり、スッキリさせておきたい気がする。

それに、70代でビキニを着るという野望のためにも脱毛しておいた方が良いだろう。

しかし、若いときは「オシャレしたい」「モテたい」ということが動機だったことが、年齢を重ねるとまったく変わってくる。

食事制限は、”内臓脂肪を減らす””血圧を下げる””糖尿病予防”。運動は”足腰を丈夫に”。そして、脱毛は、”介護してもらう時のことを考えて”である。

面白いなあ。まさか、アンダーヘアをそんな理由で脱毛するなんて。思いもよらなかった。

歳をとるって、未知のことだらけで、本当に興味深い。

 

 

オタクの人の幸せオーラ

この間、東京湾の納涼船に乗った。

飲放題で2,300円、浴衣を着ていくとさらに1,000円オフと割安なためか、若者が多く、想像以上の盛り上がり。

友達の娘さんが、浴衣ダンサーズとして出演しており、浴衣で元気に踊るのだが、オタクファンが数人ステージ前に陣取っていて、全力で応援していた。

最初のステージは、全力で写真およびビデオ撮影。次のステージは全力で踊りと掛け声で応援。

浴衣ダンサーズは3人で、お姉さん的な人、可愛い系の人、ちょっとクールっぽい人など、アイドル3人組の王道を行く構成。それぞれ、みんなキレイで踊りも上手。

オタクの人たちには、推しがあるんだと思うが、平等に応援している感じが好感が持てた。

私は、オタクの人の全力応援というものを始めて見たのだが、表情の至福感がハンパなかった。これが生きがい!というオーラが全身から立ちのぼり。神々しささえ感じたのだった。

KC & ザ・サンシャイン・バンドのThat’s the Wayとか、懐かしのディスコサウンドが流れていたため、つい私もノリノリに踊ってしまったのだが、もちろんオタクの皆さんの爆発力には及ぶべくもない。

私がこの男の子の親だと心配でたまらんと思うが、この至福の表情を見たら、とても止められない。「思うように生きて」としか言えない、きっと。

それほどの幸せオーラ発散。

人生いろいろ。ぬるくなったビールを飲み、東京の夜景を見ながら、しみじみ思ったのであった。