指ぬき健康ソックス
京都の母親から「指ぬき健康ソックス」というものが送られてきた。
竹が原料の繊維でできていて、指ぬきのおかげで、足の指の間にある冷え性や更年期障害に効果的なツボ『八風』を自然と刺激するらしい。
実に、私ら世代向けのソックスである。
このソックスが母親の周りで大流行らしく、年寄り仲間がみんなこれをはいているそうだ。
昼間は指が出ていると寒いので、このソックスの上にさらにソックスを重ねばき。夜はこのソックスを1枚はいて寝る。
母親は、おかげで夜中にトイレに行かなくてとよくなったとたいそう喜んでいる。
私も早速はいてみた。なるほど、なかなか肌触りもよく、足の指の間も程よく刺激されている気がする。
まだそこまで寒くないのでいいが、足先が冷たいと本当に眠れなくてつらい。でも、靴下を履いて布団に入ると、モサモサしてこれまた具合が悪い。
試しにこのソックスを履いて布団に入ったところ、竹繊維ですべすべしているのと、足指が出ていることで、モサモサ感が軽減されていい感じである。
これはいいものをもらった。
ありがたいことに、今の住まいは日当たりがよく、晴れた日の昼間は暖房がいらないほどなのだが、足元だけはどうにもならず、寒くなるとひたすら冷え対策に追われる。
高校時代は、ストッキングなどはいた事がなく、靴下1枚履いて超ミニスカートで過ごしたものだが、今は80デニール以上のタイツをはかねば生きていけない。
ああ、パンプスで颯爽と歩ける日はもう2度と来ないのか?
いや、過去を振り返っていても仕方がない。冷えは万病の元である。
今年は、この指ぬきソックスの上にユニクロのヒートテックハイソックスおよび、100デニールタイツで冬を乗り越える!
トイレでヨモギ蒸し
いやー、一気に寒くなってきた。毎日、曇りばかりで洗濯物も乾きが悪いし、なんだか気分がどんよりする。
寒くなると困るのが、足の冷えである。毎年、冬の間は、ユニクロのヒートテックのハイソックスを履いて過ごしているが、だいたい、ワンシーズンでかかとが薄くなって穴があく。また、今年の分を買いに行かねば。
あ〜、常夏の国で冷えを知らずに暮らしたい。
ところで、冷えや更年期障害にもいいと聞くヨモギ蒸し。以前から少し興味があったのだが、まだ実際にやったことはない。
専用の便座のような椅子があり、そこに座ってマントのようなものをすっぽり被ってやるわけだが、これを簡易的に家のトイレでできるものがあるという。
そろそろ冷えが深刻になる時期を前に、早速アマゾンで買ってやってみた。
やり方は、こんな感じ。
このように、ヨモギを耐水性のあるカップに入れて、トイレの水だまりに浮かべるというものだ。
下半身はすっぽんぽんである。そこをひざ掛けで覆って煙をこもらせる。やってみたら、これが、けっこう煙い。目がシパシパして耐えられないので、扉は全開。これは、一人のときしかやってはいけない。
そして、思ったより熱い。お尻が熱々になる。下半身のいろんなところに、直接ヨモギの効力が行き渡って、婦人科系の不調にもいいとネットなどでは書かれているが、この家庭用ではどのくらい効果があるのかは不明。
しかし、煙いのをガマンして、本を読んだりスマホを見たりしつつ15分、下半身はポカポカである。悪くないような気もする。
冷えに悩む方は、興味があれば一度やって見ても良いかも。でも、ヤケドと火事には気をつけて!ニオイもけっこうするよ。
kokiと菊川怜
今朝、新聞をペラペラとめくっていたら、キムタク次女kokiの顔が新聞15段にどどんと載っていた。
最初は誰だかはっきりせず、モデル?女優?・・・でもどこかで見たことがある、もしかしたらkoki?ああ、でも顔がはっきり思い出せないなあ、でもきっとそうなんじゃないかなあなどと思っていたら、ネットでこの広告に関する記事が出ていて、やっぱりそうだったのかと得心した。
広告を出しているのは新聞協会。キャッチコピーは平仮名で一文字書かれているだけで、それぞれその文字を発音している口をkokiがしている。
全部で74誌が出稿していて、それぞれ一文字のコピーが掲載されており、全部並べるとメッセージがわかるそうだ。
私の読んでいる日本経済新聞は「よ」で、No.29となっている。
メッセージはなんだったんだろう。74文字ってなかなかメッセージをまとめにくい文字数のような気がする。なんだよ思わせ振りなことしてこの程度の話?!とかってなるとイヤだな。
kokiは絶賛売り出し中な感じである。じわじわと、しかし大きな話題になりそうな絶妙な露出。さぞや、敏腕な人々が知恵を出しているのであろう。
いろんな人が言っているが、本当に若い時のキムタクにそっくり。凛々しい男顔である。まだ15歳だから、成長して華やかさとかが出てくると、もっと美しくなりそうだ。今はレールに乗っている感が半端ないが、そこからちょっと脱線し始めた時が楽しみ。
そして、広告でもうひとつ驚いたのが、ソフトバンクのCMに菊川怜が出ていて、まんまはずきルーペをやっているじゃないか!
「キャッ!こんなとこにスマホが」って、菊川怜の棒読みセリフがこれほどまでに活かされた設定が他にあるだろうか、いやない。
「だーい好き!」なんである。
昭和の台所
私は昭和のお母さんに育てられた、平成生まれの子どもを育てる、平成のお母さんなんだなということをふと思う。
ネットが発達し、誰もがケータイをあたり前のように持つこの時代は、自分の子ども時代とあまりにも違いすぎる。
もうすぐ平成も終わり、次はなんという元号かわからないが、自分の孫は平成の次の世代である。
まあ、どの世代も時代が違うと思いながら子育てをしてきたんだとは思うが、なんか改めてしみじみと感じ入ってしまった。
すべてがキャッシュレスになる社会もすぐそこまできている。孫ができたら、お年玉はケータイのお小遣いアプリみたいなのに入れるのかな。
そういえば、昭和の冷蔵庫って、中にラップをかけたお皿がやたら入っていた記憶がある。そのほとんどは、晩ごはんの残り物で、たいてい私の嫌いな野菜の煮物だった。私と弟、兄弟揃ってあまり箸をつけないので、そのまま冷蔵庫行きとなるのである。
しばらく、ご飯のたびにそのお皿が目の前に出されるが、やはりあまり食べず、冷蔵庫は煮物の墓場とかしていくのである。
私は、残ったおかずはタッパーに入れるので、ラップをかけたお皿を冷蔵庫に入れることはあまりない。今はほとんどの人がそうなんじゃないだろうか。
だから、昭和のお母さんというと、いつも冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰め込まれた、あのラップをかけたお皿を思い出す。
子供の頃、中途半端な時間にお腹が減ると、自分で冷蔵庫からラップのかかったお皿を適当に出し、炊飯器に保温されたご飯をお茶碗によそい、コンロに置きっ放しになっているお鍋に入ったお味噌汁を温め直した。
今、平成の母である私は、ラップのかかったお皿を冷蔵庫に入れていないし、コンロにお鍋を出しっぱなしにしたりしない。
キッチンは、いつもすっきりと片付いた状態になっている。
昭和の台所のように、お醤油や味の素やのりがテーブルの上に出しっぱなしになってもいない。
だから、うちの子どもは勝手に何かを食べたいと思ったときは、冷凍庫に買い置きしてある冷凍チャーハンやカップ麺を食べたりする。お味噌汁はあさげである。
私がいるときは、ちゃんとご飯を作っているわけで、冷凍チャーハンが悪いと思ってもいないし、片付いていないごちゃごちゃの台所にしたいとはこれっぽっちも思っていないんだが、ときどきあの昭和の食卓の風景を思い出し、漂うお味噌汁の匂いが懐かしくなる。
まあ、母のところに帰れば、いまでも台所はカオスなので、すぐに昭和を味わえる。冷蔵庫の中には、数は減ったが相変わらずラップのかかったお皿が入ってるしね。
吉田修一著「国宝」は今年のベスト1
もうお店に、来年のスケジュール帳がたくさん売られている。
ここ数年は『ほぼ日手帳weeks』ばかりだが、来年はどうしようかなあ。
来年の手帳を買ってしまうと、もう今年が終わった気分になって少しさみしい気がする。
これが、最後の平成の手帳かあ。30年、いろいろあったなあ・・・実に、山あり谷あり谷あり谷ありだった。
日本の平均寿命のことを考えると、まだ、あと30年くらい生きるんだろうか。辛いことも多いが、楽しいこともまだちょっとはありそうだ。
よく「幸せを呼ぶ手帳術」というようなものを目にするけど、あれは目標とか願いを具体的に書くことが大事ということが主旨。
自分の願いをノートに書くと叶うよというようなことが書いてある。
ついついボーッと同じ毎日を繰り返してしまい、このままだと本当にボーッとしたまま人生が終わってしまいそうだ。
平成が終わって来年は元号が新しくなるし、新しいスケジュール帳には、景気よく目標とか、欲しいものとかを、いっぱい書いてみようかなあ。
ところで、きのう1日で吉田修一著「国宝」上下巻を読み切ってしまった。
これは、今年のベストワンだと思う。
歌舞伎役者二人の話なんだが、なんか、歌舞伎座の天井に自分が張り付いているような気分で、まだボーッとしている。
本当におもしろかった。読めて幸せだった。
面白い本とマンガとアニメに、たくさん出会えますようにってノートに書こう。
おしゃれ&読書の秋
なぜ、私の買い物にはこんなに脈略がないのか。
今日は、口紅を買おうとデパートに行ったのである。あっちこっちで試してみたのだが、なんとなく思い通りのものがない。
マットで茶色がかった赤が欲しいんだけどなあ、と思いつつ売り場を回遊。でも、濃い色はつけ慣れてないから、どうもしっくりこない。この間、ヘアメイクの人にすすめられたディオールのリップのことを思い出し試してみると、薄づきで落ち着くー。
はっ!マットなのが欲しくて探しているのに、いかんいかん、とさらに売り場を回遊するうちに、ああアイシャドーもないんだよなあと思い出す。
そうこうするうちに、アイシャドーにしか目がいかなくなり、またぐるぐると売り場を回る。そして、結局買ったのはルナソルのアイカラー。ええっ?!何をしてるんだー。
と、そうこうしているうちに、まあ口紅はまた今度でいいやという気持ちになってしまい、デパートを後にして本屋へ。
スピリッツで浦沢直樹の新連載が始まったんだー!といそいそと手に取る。
あっ、『ランド』の7巻が出てる!
吉田修一の『国宝』もものすごくおもしろそう
任侠の一門に生まれた、この世ならざる美貌の青年が、歌舞伎役者になって上りつめていくという、もうあらすじだけで悶絶しそうな大長編!
はっ!これもおもしろそう!『死に山』。
死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
- 作者: ドニー・アイカー,安原和見
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: 単行本
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1959年、 旧ソ連で本当におこった遭難事故登山チーム九人が氷点下の中で衣服もほとんど身につけず、靴も履かずに死体となっていた。遺体からは以上な濃度の放射線が検出され、しかも一人の女性は舌を喪失。なんだこの謎だらけの有様。世界的未解決事件の真相を描くノンフィクションって、読まずにいられない〜。
ふー、おしゃれ&読書の秋ですねえ。
服がない&口紅マット問題
10月になってからというもの、肌寒い日が続き、着替えをするたびに「着る服がない!」と叫ぶ日々。
以前も書いたが、季節の変わり目の七不思議。なぜ着る服がないのか?去年は何を着ていたのか?もう、さっぱりわからないが、とにかく服がない!
やっぱり、夏はいいなあ。上下1枚づつでコーディネイト完了。
しかし、この季節になると、上下セッティングしたところで、さらに上着を考えねばならない。
夏は裸足にサンダルやミュールで簡単だが、この時季になると足もとも難しい。タイツの色やソックスの丈をどうするか。スニーカーにしようとソックスを履いたものの、やっぱりショートブーツかと思い直し、タイツに履き替えるなどしていると、あっという間に時が過ぎ去っていき、遅刻するー!と大あわてになる。
この間も、一応上下を決めたところで、カーディガンをはおるとババくさい感じがしたため、ブラウスを脱いで、ニットにしたり、いや、下のスカートがババくささの元凶かとパンツにしたり、手持ちの服×3になると、まあ決まらない決まらない。
だからっ、去年は何着てたんだっけー?!
ああ、服を買いに行きたい。去年の服というのは、どうしてこんなに色褪せて見えるのだろうか。安物でいいから、今年は今年の服が着たい!雨ばっかり降ってないで、お金が降ってくればいいのに。
さらには、メイクの新色問題。8月からとっくに秋色が出ているが、今年の口紅はマットなんである。
私はここ1年、400円ほどのケイトのCCリップのみで生きてきたのであるが、ここまでマットな世の中になると、ちゃんとした口紅を買わねばなるまい。
10/1に発売になったシュウウエムラのにするか、
明日10/5発売になるシャネルにするか、
しかし、ディオールもいい。いや、NARSもスックもルナソルも資生堂もカネボウも、もうなんだかんだと迷いだしたらキリがない。
いやいやいや、11月まで待つとシュウウエムラからショコラの香りのルージュが発売されるし、10月末くらいから、いろんなものがセットになってポーチとかのおまけがついてくるコフレが続々と登場するのである。そこまで待ったほうがいいんじゃないか?
こうやって迷っているうちに、冬だねー、エッもうクリスマス?あららお正月!となり、歳を一つ重ねるのである。