売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

10年前のシャネルより、今年のZARA

長いものには巻かれろというが、

洋服の流行にはそこそこ巻かれといた方が

いいと思う。というのも、洋服は

慣れだと思うから。急に今時のカッコを

しようと思ってもなかなかできない。

服をずっと買ってないと、いざというとき、

本当にへんてこりんなものを買ってしまう。

たとえば、友達とちょっといいお店に

ごはんを食べに行くから服を買おう・・・

そう思って勇んでショッピングに行くと、

まあ本当に何を買っていいかわからない。

で、10年前に買った高いワンピースが

あるからそれ着てけばいいかあと妥協する、

そして当日みんなと会ったとき、自分だけ

なんか変!古くさっ!と

呆然とするのである。思うが、

10年前のシャネルより、今年のZARA

安い服でいいから、毎シーズンなんか

1着買った方がいいように思う。

洋服に一生ものなんて、きっとない。

独身の時に買った高い服、

肩パッドを外してみたが、いや、着れない、

絶対。もう変すぎて笑える。

よく女性誌に、これは一生ものだから

思い切って買いましたと、

何十万もするコートやバッグを

買っているセレブな人々が載っているが、

ああゆう人はたぶん毎年買ってるからね、

何十万もする服。一生ものとか言って、

去年の服は着ないと思う。

ずっと前のバーバリーの広告、

「きょ年の服では、恋もできない。」

これは真理だ。