海辺のモテ格差
夏は恋の季節。若い男女はムンムンである。
この間、ちょこっと海に行ったのだが、ピチピチな感じの水着の女子が百花繚乱。実に華やかである。
いい感じに焼けているギャル系女子も、白くてムッチリしている女子も、みんなちがってみんないい(by金子みすゞ)。
そして、あちこちで繰り広げられるナンパは、花に群がる蜂のごとくである。
だが、客観的に海辺のナンパの様子などを眺めていると、モテる者とモテない者の格差は歴然。
声をかけられる女子は、だいたい決まっている。そして、いくら女子に声をかけても適当にあしらわれる男子たちも決まっている。人間の世界はあまりにも弱肉強食、人生は残酷だ。
歳をとると住宅ローンとか腰痛で大変だが、若い人も大変である。
若い頃は今恋愛しなければいつするのだ!という強迫観念に常に晒されていて苦労が耐えない。今思えば、恋というのもしんどいものである。
まわりを見渡すと、いくつになっても不倫だなんだと忙しそうな人も結構いるが、若い時から恋愛偏差値底辺の私は、もうそういうものからはるか遠くにおり実に平和そのもの。
だが考えると、年齢的に多分このまま底辺で人生が終わってしまうわけで、それはそれで忸怩たる思いがあるのも事実だ。
もう少しは、華やかなことがあっても良かったんじゃないだろうか。とまあそんなことを思っていたところ、知り合いの女性が「もし次に生まれ変わったら思いっきり奔放な、恋に生きる女になってみたい」と言うので「おお私もだよ!」と意気投合。
まあ、二人とも見事に奔放とはかけ離れているだけに、もしそうなったらどんな感じなんだろうと想像をたくましくしたのだが、私の中で最近の奔放NO.1は斉藤由貴だというと、ええ、それー?もっと他に誰かいないの?と言われ、真剣に考え思いついたのが、峰不二子である。結局アニメ。
でも、「裏切りは女のアクセサリーのようなもの。」とこの言葉がこれほど似合う女性はいないでしょ。
そんなことで、現世はもうあきらめて来世に期待だ。
若者は、モテ格差に負けずに今がんばって!