売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

年の瀬に、『お姉さんアゲハ』。

年も押し迫ってきた何かと忙しいこの時期に、『お姉さんアゲハ』を買ってしまった。もう、表紙のインパクトに負けてしまったとしか言いようがない。

デコラティブな写真に「私はかわいい。私はかわいい。誰がなんと言おうと私は絶対にかわいいから大丈夫」という呪文のようなコピーが・・・。ものすごい磁力。

『お姉さんアゲハ』が、少し大人になったギャルの雑誌だということは知っていたが、買ったのは初めて。

すべてのページが未知との遭遇。他の女性誌とは、一線を画す内容で埋め尽くされている。

目指すメイクは「ボス メイク」。なめられない女を目指そう♪なんである。

この人たちの“かわいい”とは、なめられない美しさのことなのか。思わず守ってあげたくなるような、ふんわりナチュラルメイクなんぞは、おとといきやがれである。

出てくるモデルさん全員、下まぶたのメイクへのこだわりが半端ない。涙袋命。ここを盛る事によって、一気にお姉さんギャルらしさが出る。

そして、通販されているのは「新人キャバ嬢フルコーデ4点セット」内容は、ドレス、バッグ、靴、そしてヌーブラ。4点セットにヌーブラがあるというところが、カギだね!

美容特集は、スキンケアとかそういうのんびりしたもんじゃない。

とっとと二重まぶたにする「1dayクイックアイ」や、手軽に若返る「高濃度ビタミンC点滴」。胸への「ヒアルロン酸注入」。

そして、そんなものがあることすら知らなかった、美容外科での膣縮小マシン「ウルトラヴェラ」。超音波を照射して、3層しっかり引き締め。膣タイトニングは1部位1回89,000円からである。

なるほどー。と、今年も終わろうかというこの時に、このような、まったく私にとって不要な知識がたっぷりとインプットされたわけだ。

何かの役に立つことは、まずないと思うが、いいじゃないか。何事も、知らないより、知っていた方がいい。

さあ、明日こそ、窓拭きだー!

冬の私はスティーブジョブズ

寒い。もうほんとに寒い。

しかし、セントラルヒーティングで家中が冷暖房完備で〜などということは夢物語。2階の仕事部屋にいるとき、誰もいない1階は北極のごとしである。

しかも、エアコンをブンブンつけていると肌が乾燥してカッサカサになるので極力つけず、昼間の太陽が出ている間は、電気の足もとヒーターのみでしのぐことにしている。

まあ、南向きなので、お陽さんさえ出ていれば意外と部屋はポカポカしているのだが、昨日今日のようなドン曇り状態では、寒さに耐えられない。

というわけで、最近の家での服装である。

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ご想像の通り、全身ユニクロ

見えていないところから説明すると、ヒートテックの「八分袖ブラトップ」「アレキサンダーワンショーツ」「ヒートテックエストウォームショートパンツ」「ハイソックス」。

そして、セーターとめっちゃ伸びるスキニーデニム。

さらに重ねる、ヒートテックの「レッグウォーマー」と「ネックウォーマー」。

最後に、腰に巻いているのは、もう何年前に買ったのかも忘れたキルティングの巻きスカート。これは、スカートというより、肩にかけたりひざ掛けにしたりできるただの長方形の巻物。しかしこれが、サイズ感といい、薄さ軽さといい、実にちょうどよく、毎年家にいる間は必ず腰に巻いている超優秀な逸品なのである。

今は売っていないので、大変な貴重品だ。

と、家にいるときはほぼ毎日このような出で立ちのため、子どもには「それはユニフォームか?もう見飽きたから他の服を着て」と言われ、ダンナには「毎日同じ服装を目にすると、日が進んだ気がしない」と言われている。

しかし、ちゃんと毎日着替えてはいるんだ。今日のタートルネックと昨日のタートルネックは違う。

「冬の私は、スティージョブズだと思ってくれ」そう言っているのだが、出かけるときはいそいそとカワイイ服装に着替え、髪を巻き、バッチリメイクをする私。

そして、帰ってくるなりメイクを落とし、髪をひとつにゴムで結わえ、寝るだけのジャージ姿となる。日中は、もちろんスティージョブズ

夫と息子が目にする私は、冬の間はスティージョブズ。それでいい。

 

「伝わるのは1行。」の宣伝です。

このたび、本を出版しました。

タイトルは、「伝わるのは1行。」

 

伝わるのは1行。

伝わるのは1行。

 

 

「文章を書くのは苦手だし、面倒なことは嫌い。だけど、読み飛ばされないように、簡潔でわかりやく、印象に残る言葉を書きたい」

というような欲張りな思いに応えるべく、30年以上のコピーライター生活の中で培った私なりの知見で、1行で思いを伝えるノウハウをまとめた1冊。

誰でもできる簡単技とともに、「シズル言葉」集を掲載。このシズル言葉というのは、私が勝手に言っているものなのだが、「プチ」や「ちょい」「たまには」「生」など、上手く使えばとっても便利な聞けば右脳にピンとくる言葉たち。

そして、特別付録として書いた「女心入門 女性に届く1行のコツ」では、少女マンガを教科書に女心を知るという独自の理論を展開。これは、自分らしさ全開、フルパワーで書かせていただきました。

今すぐ使えるハウツー本であることはもちろん、読み物としてもおもしろいことを目指して書いたので、なかなか楽しめると思うのだが、どうだろう。

いやいや、自分しか宣伝する人間はいないので、ここでひるんではいられない。自信を持って言おう「面白いと思います」と。

出版社の人もみんな「面白いよ!」と言ってくれたし。

よろしければご一読ください。タイトルなどを書くときにも、お役に立つと思います。

ミポリンの、色気を超えたお色気

昨日、FNS歌謡祭で歌っている中山美穂を見ていて思ったのだが、ウエストまわりの微妙な肉感って、なんだか熟女感が増すなあ。

スッキリとした若々しい子鹿のようなウエストラインの対極であり、太ってはいないけど、こうむっちりしていて脂がのっているというしか言いようがない、独特のあの感じ。

牛なら霜降り、豚ならバラ、マグロなら大トロ、脂身がうまいんだよ〜って叫びたい。

そして、また、顔が美しいことで妖艶さが半端なく、まさにお色気ムンムンという昭和言葉で表すしかない雰囲気を醸し出していた。

歌が下手なのも、これまたなんとも言えない味わい。

♪ WAKUWAKUさせてよ ♪ と歌われると、もうスケベなことしかか思い浮かばないというか、あんなにみずみずしかった ♪ 世界中の誰よりもきっと ♪ が透明感ゼロに。

いや、なんというか、すべてがムンムンのお色気にかき消されてしまい、ホステスさんがカラオケで歌っているようにしか見えない。

夜の世界のことはよくわからないが、場末じゃないけど、銀座じゃない感じのママ感と言えばいいのだろうか。

いやいや、私は嫌いじゃないよ、あの感じ。どっちかと言えば好き。

ミポリン、今まさに熟女満開、お色気の頂点である。

いやあ、色気ではなく、「お」をつけたお色気というものを再発見したなあ。

しかし、自分のボヨンボヨンの腹回りは論外だということは承知しているが、年齢が上がると若干の肉付きはあったほうがいいのかもしれない。

お色気、いいね!

クイーンの歌が頭から離れない

ボヘミアンラプソディー」を見にいってからというもの、何日間もずーっと頭の中でクイーンの曲が鳴りっぱなし。

それまでは、米津玄師のフラミンゴがずーっと鳴っていて♪フラッフラッフラッフラッミンゴ〜だったのだが、今は♪ガリレオガリレオガリレオ〜♪ウィーアーザチャンピオン♪ウィーウィルウィーウィルロッキューがぐるぐる回っている。

クイーン、好きだったなあ。どんどんフレディのファッションがゲイ化していき、ピチピチの短パンに上半身裸でバンダナだけ首に巻いているとか、ありえない姿になっていくのもいとおかしであった。

しかし、映画を見ているとフレディーがどんどん孤独になっていくのがかわいそうで、なんかいてもたってもいられないというか、みんな応援してるから!メンバーと仲良く!変なパーティー行っちゃダメ!とか、見ながら心で叫び続けていたよ。

1度はケンカ別れのようになってしまった4人がもう1度集まって、大観衆の前で演奏しているシーンはただただ号泣。

We are the champions, my friendsの歌声が胸にしみてたまらん。

隣の全然知らん兄ちゃんも、泣きっぱなし。

フレディが亡くなってから27年。今やブライアンもロジャーもジョンも白髪のおじいさんになってしまった。

フレディは生きていたら、今どんな歌を歌っているんだろうか。しみじみと、聞いてみたかった。

冬支度と温活

すっかり寒くなり、この3連休は冬支度。

私の場合の冬支度というのは、底値の時にヒートテックを買うことが最重要ミッションである。というわけで、感謝祭で780円となっているヒートテックをめがけてユニクロへ。

780円のものは、ひとり5点までということなので、タイツを3点、そして、後の2点はこれ!

www.uniqlo.com

何これ、前からあったの?!私はまったく知らなかった。

今年から、温活を心がけ体温を上げようと強く思っている。

何しろ、私の体温はめっぽう低いのだ。以前、病院にインフルエンザの予防接種を受けに行ったとき、体温が5度ほどで、看護婦さんが「体温計壊れてるのかしらあ」と言い、計り直しさせられたのだが、やっぱり5度ほどで、驚かれたことがある。かなり熱っぽいと思って体温を計ると6度5分ほどである。

これではいかん。

体温が低いと代謝が悪く、免疫力も低く、いいことは何もない。理想の体温は3度6分らしいので、とにかく体温を上げようとあったかい格好をすることを心がけている。

最近は、寝る時にはハラマキをし、靴下を履いている。昼もハラマキしようかなと思っていたのだが、このユニクロのショートパンツがあればバッチリじゃないかあ。

見てくれもそんなに悪くないし、薄手で、腰回りがかさばらなくてすごくはき心地がいいー!!ありがとう!ユニクロ

温活については、運動すべし!とか、生姜を食うべし!とか、白湯を飲むべし!とかいろいろあるのだが、最も即効性があるのは芋焼酎のお湯割りかなあ。チェイサーも白湯。つまみは、おでんか煮込みだね!

ベルサイユ宮殿での結婚費用はどうやって経費で落としたんだろう

ゴーンさん。ずっと変な顔だなあとは思ってたけれど、日産を助けてくれたいい人だと思ってた、ずっと。

今でも、当事者にしか本当のことはわからないので、いい人なのかもしれないし、実際に今の日産があるのはこの変な顔をしたおじさんのおかげなわけで、いろんなことは断定しない方がいいだろう。

でも、個人的に食べた高級寿司の支払いや家族旅行の費用を会社の経費で落とすとか、本当だったらセコ過ぎないか。

我が家なんか、いっつも宝くじが当たったら回らない寿司を食べに行きたいとか、超高級鉄板焼き食べようとか語り合ってるけど、毎年サマージャンボと年末ジャンボの両方が当たってるような年収なのに、なぜ自腹で食べない?!

しかし、金持ちというのは往々にして権力もあるわけで、その権力でお金も払わなくていい仕組みを作ってしまうんだな。

ブラジル、レバノン、オランダに会社のお金で家買ったっていうが、そんなにいっぱい家があってもしょうがないのにと思うのだが、見たもの全部欲しくなるのかな。

この間、建築会社の経理の女性が2億円ぐらい横領して、ミッキーハウス建てたり、ヴィトン買いあさったりしてたけど、やることが似てるよね。

舛添前都知事のことも思い出した。公金でホテル三日月に家族で宿泊してたのが、すごくみっともなかった。ホテル三日月というのが微妙で、「払えよ、それくらい」と都民全員が思ったものだ。

それと、ゴーンさんはベルサイユ宮殿で再婚相手と結婚パーティーしたそうだが、それも会社の経費だというじゃないか。

いったい経費の項目は何?

また年が明けたら確定申告の季節がやってくるが、いつも経費にできる領収書がなく、ヒーヒー言ってる私には訳がわからんよ。なんでもいいから、結婚費用と家族旅行の勘定科目と品目を教えて。