老け顔はエチケット違反?うるさいよ
神田うのさんが、ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの注射を、ほうれい線や目の下に入れていて、「老け込んだ汚いお顔は失礼になりますので、これはエチケットです」と言っているそうだ。
チッ、と舌打ちをしたものの、ここで貧乏人の妬み嫉みを披露するつもりはない。
言いたいのは、エチケットって何だろう?ということである。
化粧が嫌いな女性が「会社では男性は何もしなくていいのに、女性だけ化粧をすることがエチケットと決めつけ無理強いするのは、男女差別であり人権侵害」と訴えている。
私のまわりではすっぴんで仕事をしている女性がいっぱいいるが、大企業では化粧くらいしてこいよと言われるのだろうか。
私は、化粧品を買うのが好きでメイクも嫌いじゃないので、外に出るときは化粧をするが、エチケットと言われると、なんかムッとする。
エチケットというのは、まわりにいる人が不快に感じないためのルールである。化粧を施さないすっぴん顔や、ヒアルロン酸注射をせずシワのある顔を失礼というのはどうなんだ?
自然な、あるがままの私の顔は、人を不快にさせるのか?ええっ、どうなんだい?!と問い詰めたくもなるじゃないか。
エチケットというのは、突き詰めると清潔感じゃないかと思う。
ちゃんとお風呂に入って、歯を磨き、髪をとき、洗濯した服を着ていて、臭くなければ、最低限人前に出る条件をクリアしていると思う。
反対に、化粧濃すぎたり、香水つけすぎていたりするのもエチケット違反のような気がする。
意外とよく漂うんだが、1種類ものすごく嫌いな柔軟剤の匂いがある。電車の中で隣の人からこの匂いがしてくると、ハンカチで鼻を押さえてしまう。以前、一緒に仕事をしている人がこの柔軟剤を使っていて、マジで困ったことがある。いやあ、匂いは好みが人それぞれだから、本当にうっすらにしてほしい。
話が逸れてしまったが、言いたいのは、老け込んだ顔はエチケット違反じゃない!!シワは汚いもんじゃない!!と声を大にして言いたい。それだけである。