売り言葉にラブを

コピーライターなんですが、言葉と女心について語りつつ、本やマンガやアニメのことも

火星が赤い

今日はここ15年でいちばん火星が接近しているそうで、いま南東の空を見ると、妖しく赤く大きな星が輝いている。

天体というものに疎いので、詳しくはわからないが、これが火星か。

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火星といえば、地球外生命体の存在が最も期待されている星だ。私が子供の時の宇宙人といえば、クラゲとタコを合わしたような形だったが、あれはなんでだったんだろう。

高校生の時、友達に霊力があるちょっと不思議な子がいたんだが、その子に連れられて、もう一人仲のよかった子の3人で、学校の帰りにUFOを何度も見たという女性の家に行ったことがある。

経緯をさっぱり覚えておらず、何をしに行ったのかも定かではない。なんか、占いのようなことをしてくれるって言われて、行ったんだったような記憶がある。

行くと、普通の庶民的な一軒家で、どうってことのない普通のおばちゃんが猫を抱いて出てきた。

居間に通され、こたつに入ってなんだかんだ話したんだが、とにかくその霊力のある子を一目見るなり、「あなたは、持ってるな」とか言い始め、ずーっとその子と話していて、私ともう一人の子は、ただぼーっとそこにいただけだった。

とにかく、猫の毛が制服にいっぱいついたことだけは鮮明に覚えている。

ぜんぜん、UFOの話は聞けなかったような気がする。

あのおばさん、火星人にあったようには見えなかったなあ。

 

ケチな計算が損を招いたのだった

2週間ほど前、朝起きると目ヤニも出たおり、鏡を見ると目が真っ赤になっていた。結膜炎だろうなと思いつつ、近所の眼科に行ったところ、やはりそうだった。「毎日目薬をさして、2週間後にまた見せにきてください」ということだったので、今日再びその眼科に行き検査をしてもらった。

だいたい良くなっているとのことなのだが、私の場合慢性の結膜炎なんだそうだ。軽い結膜炎の症状がずっと続いていて、ときどきこうやってバッと強い症状が出たりするらしい。

またも目薬をもらったので、朝晩さしてまた2週間ほどしたら病院にいかねばならない。めんどくさーい。

それに、ずっと、結膜炎だったってイヤだなー。

どうやら、コンタクトも原因のひとつのようだ。私は、家にいる時はメガネで、出かけるときはコンタクト。2weekのものを使っているのだが、週に3、4回使ってあとは保存液に浸けておく。

これが最悪らしい!浸けている間に、どんどん雑菌が繁殖するそうなのだ。

「なんで、1dayにしないんですか?」とお医者さんに聞かれたのだが、もうそれは、「ケチだからです!」としか言いようがない。

計算したら、2weekの方がおトクだったんです〜。

京女の奥ゆかしき、“もったいない”、“しまつする心”といえば聞こえはいいが、所詮はただのケチな根性がこの慢性結膜炎を引き起こしており、ひいては病院代が発生しているわけである。バカである。

もう、メガネを中心とした生活へと切り替え、コンタクトはすべて1dayに切り替えると決心したわけであるが、実はちょっと前に2weekを大量購入したばかりである。間が悪いったらありゃしない。

これも、いつもは左右1箱ずつ、合計2箱しか買わないのに、たまたまTUTAYAでコミックを買った時に、アイシティの20%OFF券をもらったがために、いつもの倍の4箱を買ったのだった。トクしたつもりが、大損ですわ。

こうなったら、2weekを1dayとして使うという、他に類を見ない贅沢をかますしかない。

その昔、藤山寛美さんが京都のお茶やさんで、1万円札に火をつけて芸妓さんの足元をてらしたという伝説が残っているが、私の中ではそれに匹敵する、やらなくていい贅沢である。

飽きずにやりきる

手塚治虫さんの資料が必要で、何冊か本を買った。

その中の「マンガの描き方」というのがすごく面白かった。

 

マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)

マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)

 

 必要な道具から、アイデアの考え方、絵の描き方まですごく丁寧に解説されてある素晴らしい本だ。

私は、一生マンガを描くことはないと思うが、もし漫画家を目指していたらきっと座右の書になっていたと思う。

なるほどねと思ったのが、美人を描くコツ。

これは、まず、必ずまつげを描くこと。妖艶にしたい時は下まつげを、可愛くする時は上まつげをしっかり描く。ああ、わかるわー。マンガの、大人美人は下まつげが長い。

それと、首を長く描く。そして、胸のふくらみは遠慮せずにできるだけ大きく、大胆にふくらませること。なんだそうだ。

なるほど、少年マンガは登場する女の人の胸がやたらと大きいが、手塚先生の薫陶を得ていたわけかあ。ワンピースのナミもロビンもすごいしね。

そして、最も胸に響いたのが、

「長編マンガを描く、まず第一のポイントは、最後まで飽きずに描くということだ。」

という言葉。

そうなんだよねえ。シンプルなことなんだけど、飽きずに最後までやりきることしかプロになる道はないんだと思う。

とうふそうめんが私の味方

歳を言い訳に、開き直るのをやめようと思う。

物忘れがひどくてとか、体重増が止まらないとか、髪のツヤがなくなってきたとか。

しょうがないことばかりだが、老化を明るく自虐ギャグにしつつも、人知れずくい止める努力はせねばいかん、と何かこう強く思うわけだ。

これはやはり、このくらいの歳で踏ん張っておかないとえらいことになりそう、そして同年代の人たちとどんどん差がつくのではという恐怖心。

まず体重増を食い止めることであるが、これはもう、自分史上最高体重を日々更新する恐ろしさに、現在最も努力中の事項である。

とにかく、昼の麺類をガマン。大好きな、ラーメン、うどん、そば、そうめんすべて禁止。そんな苦しい毎日の中、今すごく重宝しているのが、紀文の「とうふそうめん風」。

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これにキュウリやトマト、ゆで卵などをのせて食べるととってもおいしい!上にのせる具やかけるタレを変えれば、そんなに飽きない。

ごはんは、糖質カットの玄米。

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糖質を制限しすぎると、水溶性繊維が足りず便秘になるので、そこは要注意。根菜は積極的に食べている。

というような涙ぐましい努力を重ね、3ヶ月で3キロ痩せた。1ヶ月で1キロ。スローペースだなあ。やはり、アルコール摂取をやめないとダメなのか。

そして先日、外出先で急いでいたこともあり、定食屋を探すヒマもなく、渋そばでたぬきそばを食べてしまった。そしてその夜、久しぶりにワインと共にパンを食べてしまうというような、タブーを2連発で犯してしまったところ、翌朝1キロ太ってしまった。

なんじゃこりゃー!はあー、1ヶ月分が1日で。

でも、代謝が落ちてるからしょうがないという言い訳はもうしない、キリッ。

ということで、またコツコツと地道に食べる量を減らす日々を送っている。

朝、スクワットと腹筋なども続けており、来年の夏は15年ぶりに水着を買う予定にしているのである。

 

 

改めて、パンツからかブラからか

今日は涼しくて本当に過ごしやすかった。と思ったら、昼間は30度あったんだ。人の体の慣れというのはおそろしい。

でも、夕方からは本当に爽やか〜。心地よい夏の夜、つい涼風に誘われて、1週間の疲れを取るべく近所の健康ランドへ行ってきた。炭酸湯やよもぎのミストサウナで心身を癒し、気持ちよーく脱衣所で着替えていたわけだが、以前も書いたパンツからかブラからか、つまり下半身と上半身、どっちから隠すのかという問題が、改めて目の前で提起される出来事があった。

makotagu.hatenablog.com

若く、美しい女性、しかもなかなかのプロポーションの人だったのだが、上半身から身づくろいをされており、上はTシャツを着用、下はすっぽんぽんであった。

というような状態のところ、手に持っていた何かを落としてしまい、しかもその何かは床を転がり、慌てて拾おうとしたうら若き女性は、むき出しの下半身のまま追いかけ、かがんで拾った時には、いろいろ丸見えというような事態であった。

いや、お風呂では全裸なので、それがどうという事態でもないだろう。しかし、上半身は衣類を身につけ、下半身はむき出しというのが、どうも見慣れない。

いやいや、人それぞれであり、個人の自由を脅かすつもりは毛頭ない。ただただ、パンツをそこまで後回しにするのはなぜなのかと思うだけだ。

でも、その女性のお尻はプリッとしてとっても素敵だったので、いいものを見せていただいたなとは思ったのだった。

いい夏の夜である。

許せるか、許せないか

許せるか、許せないか。

最近、それがすべての判断基準のような気がしてきた。

太っていても、許せるぽっちゃりか、許せないぽっちゃりか。

許せるぽっちゃりは、似合う服装を知っていて、見ていてあまり暑苦しさを感じさせないところがポイントかと思う。

許せるシワは、目尻などにあり、笑ったときのものなんだとわかり、ちょっとクシャッとした感じ。口もとは、概ね許せなくて鏡を見るたび気が重い。

許せる自慢話は、とにかくその人が、もう言わずにはおれないほどに喜んでおり、ごめんねーちょっと聞いてくれる、と下手に出ており、話が短くわかりやすいもの。

許せる遅刻は、言い訳をせず、とにかく平謝りする遅刻。

そんなに食べ物がおいしいわけではないけど、しょうがないと許せる居酒屋は、トイレが男女別で、飲み物が頼んで10秒で出て、お通しはナシで、清潔感があるところ。

許せるエラそうにしている感じの悪いイヤな女は、脚が短かったり、服のセンスが悪かったり、髪型が変だったりしていると、ダサいのにエラそうにしてかわいそう、どこに行っても人気ないんだろうなあと思えて許せる。

ギリギリ許せる図々しい関西のおばちゃんは、こっちが嫌そうにすると、ちゃんと自分が図々しいことをしていると自覚し、少し申し訳なさそうにして、かんにんなあと謝る。しかし、大抵の場合、図々しい行為を中断することはないので、ムカつくことはムカつく。

みたいなことを、つらつらと考えてみた。

魔性の女

今日のニュースで知ったけど、45歳の妻が25歳の夫を遺棄したとして逮捕された事件。殺された夫は、この妻の息子の友達だったという。そして、一緒に逮捕されたのは29歳の恋人。

魔性。まさに、魔性の女。なんで、若い男にこんなにモテモテ?

魔性といえば、62歳なのに、30代と偽ってタイで恋人と住んでいた山辺節子。ずーっと、ものすごくモテモテだったそうだ。

そして、次々付き合っている男性を殺してしまった城島佳苗。この人も、ある意味モテモテであったからこそ、このような結婚詐欺まがいの殺人事件ができたのであろう。

なんだろう。私には、男の人の女性の好みというものが、まったくわからない。なぜ、このような女がモテモテ?どこがよかった?

もっと、性格も顔も、あえていえば体もいい人がいっぱいいるだろう。なぜ、このような性悪そうな、しかも、顔も驚くほどきれいってわけでもなさそうな人がこんなに男性の支持を集めるのだろう。わからない。

男の人も反対に、なんで女ってこんな男がいいんだろうって思うことがいっぱいあるんだろうなあ。

男も女も、同性に好かれている人を選べば間違いないんだろうが、そうはいかない。だから、恋なんだよ!って言われると、ハイとしか言えない。

でも、魔性の女って、自分の意志とは別のところで「魔」を呼んでいそうだ。あー怖い。

生まれてこのかた、モテモテなどという状態になったことがないが、その方が幸せなのかもしれない。と、思う。